サウジアラビア代表の新監督に就任したベルト・ファン・マルワイク氏【写真:Getty Images】
サウジアラビア代表の新指揮官にオランダ代表を率いた経験のあるベルト・ファン・マルワイク氏が就任した。26日にアジアサッカー連盟(AFC)が発表している。
マルワイク氏はサウジアラビアと1年契約を結び、9月1日から指揮を執ることになる。2004年にはドルトムントの指揮官に就任し、2010年の南アフリカ・ワールドカップではオランダ代表を率いて準優勝に導いた。
2014年には韓国代表の監督候補に挙がりオファーを受け取ったものの、契約条項の詳細が折り合わず交渉決裂に終わっている。
サウジアラビアはアジア2次予選でグループAに入り、UAEやマレーシアと同組になっていた。現在は1勝して得失点差により2位につけているが、首位のパレスチナと比べて1試合少ない状況にあり、首位突破の可能性を大いに秘めている。アジア最終予選まで勝ち抜くことがあれば、日本代表と対戦する可能性もある。
サウジアラビア代表は2010年南アフリカと2014年ブラジルの2大会連続でワールドカップ出場を逃している。果たして、新監督に就任したマルワイク氏はサウジアラビア代表をワールドカップに導くことはできるのだろうか。
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