古巣レアル・マドリー戦の欠場が濃厚なベティスのラファエル・ファン・デル・ファールト【写真:Getty Images】
この夏にハンブルガーSVを退団し、ベティスに加入した元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトは、現地時間29日に行われるリーガエスパニョーラ第2節レアル・マドリー戦を欠場することになりそうだ。25日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
ファン・デル・ファールトは8月上旬のトレーニングで右足首を負傷。全治3週間ほどと診断されており、23日に行われた開幕戦のビジャレアル戦(1-1の引き分け)も欠場していた。
2008年8月から2年間に渡ってファン・デル・ファールトはマドリーでプレーしており、出場すればサンティアゴ・ベルナベウで古巣との一戦となったが、負傷の完治が遅れているため欠場となるようだ。
スペイン人の母親を持つファン・デル・ファールトにとって、ベティス移籍は文字通り“母国”凱旋だ。母親の生まれ故郷であるカディスから約120km離れたセビージャの街にあるベティスでプレーすることになった。
古巣との対戦を心待ちにしていたファン・デル・ファールトだが、スペインの地で再びプレーできる日はいつになるだろうか。
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