ドルトムントのGKヴァイデンフェラー【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ドイツ代表で守護神のロマン・ヴァイデンフェラー(35)と新たに1年契約を結ぶことを検討しているようだ。26日のドイツ紙『ビルト』が報じている。
昨季は公式戦36試合に出場し絶対的な守護神として君臨していたが、今季はフライブルクから加入したスイス代表GKロマン・ビュルキ(24)に出番を奪われ出場機会が減少している。現在の契約は2016年6月に切れる予定で、今夏には退団する可能性も伝えられていた。
同紙によると、ドルトムントのゼネラル・マネージャー(GM)であるミヒャエル・ツォルク氏は「私は言ったよ、ロマン・ビュルキがボルッセ(ドルトムントの選手)になるとね。すると彼は、より一層精力的に働くようになった」と語り、第2GKという位置付けになる可能性があることを知りながらも努力を惜しまなかったヴァイデンフェラーを評価しており、同選手と1年の契約延長を検討しているようだ。
今季は公式戦2試合の出場にとどまっているが、ドルトムントは貴重な戦力として考えている。果たして、新たな契約を結び再び正GKの座を取り戻すことはできるのだろうか。
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