パリSGに所属するFWカバーニ【写真:Getty Images】
アーセナルがレアル・マドリーに所属するフランス代表のFWカリム・ベンゼマ獲得失敗に伴い、別の大物ストライカーに狙いを変更したようだ。
アーセナルは開幕3試合で自慢の攻撃力を発揮できておらず、今夏の移籍市場ではFWオリビエ・ジルーを超える新たなストライカーの補強が取り沙汰されている。2003/04シーズン以来12季ぶりのリーグ優勝を渇望するガナーズは、最後のピースとしてベンゼマ獲得に尽力したものの、同選手が自身のツイッターでマドリー退団を完全否定したため、移籍の可能性はほぼ消滅してしまった。
そこでアーセナルは移籍市場閉幕を目前に控え、パリ・サンジェルマン(PSG) に所属するウルグアイ代表のFWエディンソン・カバーニに標的を変更したと、英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
アーセナルは2013年1月にも当時ナポリでプレーしていたカバーニの獲得を目指したが交渉は成立せず、同選手は同年7月にPSGに移籍した。しかし、現在のカバーニはPSGで本来のポジションであるセンターフォワードでプレーすることが出来ておらず、大黒柱のFWズラタン・イブラヒモビッチが退団しない限りはウイングでの出場が強いられるため、今夏にアーセナル移籍を決断する可能性があるとも伝えられている。
なお、28歳のカバーニには国内ライバルのマンチェスター・ユナイテッドも関心を示しており、移籍市場最終日には熾烈な獲得レースが展開されることが予想される。ベンゼマ獲得が叶わなかったアーセナルは、カバーニ獲得にどれほどの大金を積むのだろうか。
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