瀬戸貴幸【写真:Getty Images】
トルコ1部で衝撃的な番狂わせが起きた。24日に行われた第2節で昨季王者のガラタサライが、瀬戸貴幸が所属する昇格組のオスマンルスポルに敗れ、今季初勝利を逃した。
ガラタサライのホームで行われた一戦だったが、オスマンルスポルが30分にセルダル・デリクタシュのゴールで先制すると、同点に追いつかれながら後半開始早々の50分にガブリエル・トルジェが決勝点を奪って逃げ切った。
最後の交代枠を使って79分から途中出場し、開幕戦に続いてピッチに立った瀬戸貴幸は試合後に自身のフェイスブックを更新し「勝ちました! 昇格チームである僕らにとってはすごいこと! 相手チームの調子が悪い問題もあるけど昨季王者から勝利できたことは今後のチームにとって大きなこと」とジャイアントキリングを喜んでいる。
そして「個人的には10分ちょっとのわずかな出場だったけれど、いい雰囲気を味わえたし必ず今後につながるいい経験になると思う。早くチームや監督が要求してることを理解してあとは自分を出していくだけ! 次の試合も勝てるよういい準備をしていくだけ!」と、今後の出場時間増加に意欲を燃やした。
開幕から2試合で勝ち点4を獲得した昇格組のオスマンルスポルに対し、王者ガラタサライは1勝1敗の絶不調。今季のトルコリーグに瀬戸を擁する昇格チームは旋風を巻き起こせるだろうか。
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