元セレッソ大阪の韓国代表MFキム・ボギョン【写真:Getty Images】
かつてセレッソ大阪や大分トリニータにも所属していた韓国代表MFキム・ボギョンが、J1の松本山雅へ移籍する可能性があるようだ。25日付の韓国紙『朝鮮日報』が伝えている。
キム・ボギョンは2010年1月にC大阪に加入し、その後すぐに大分でプロデビューを果たす。翌年にC大阪へ復帰すると2年間でJリーグ通算41試合に出場して15得点9アシストを記録した。
その後、当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のカーディフ・シティに移籍すると、プレミアリーグ昇格に貢献。しかし、1年で再び降格となってしまった。
今年1月にカーディフを退団すると、同じくチャンピオンシップのウィガンへ加入。しかし今夏で再び退団となり、新たな所属チームを探していた。
キム・ボギョンにはブラックバーンが獲得に興味を示していたが、労働許可が下りずに獲得を断念。その後、PSVのテストを受けるもフィリップ・コクー監督に認められず、不合格となっていた。
一時はキプロスリーグのアノルトシス・ファマグスタへの加入が決定したとも報じられたが、キム・ボギョンのエージェントがこれを否定している。
ヨーロッパのクラブを希望しているキム・ボギョンだが、なかなか新天地が決まっていない。様々なクラブ加入が噂されていたが、紆余曲折を経て再びJリーグへ戻ってくる可能性があると同紙は報じている。
この夏にMFエリック、FWウィリアンを獲得している松本だが、現在はリーグ戦4連敗で年間総合16位の降格圏に位置している。欧州で実績を残したキム・ボギョンが、残留のキーマンとなるのだろうか。
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