ベティスへの復帰を望むフィオレンティーナのMFホアキン・サンチェス【写真:Getty Images】
ベティスへの復帰が噂されているフィオレンティーナのMFホアキン・サンチェスだが、“心のクラブ”への帰還は叶わないのかもしれない。24日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
34歳になるホアキンは、自身がプロデビューを飾ったベティスで現役を終えることを望んでいるが、同紙によればフィオレンティーナのアンドレア・デッラ・バッレ会長が「彼は売り出しリストには入っていない」と語り、売却を拒否しているという。
パウロ・ソウザ監督もホアキンに信頼を寄せており、ベティス復帰を願っていることを理解しつつもクラブに留まらせる意向のようだ。
自身のインスタグラムも「決めたよ。僕は家に帰りたいだけなんだ」と投稿し、ベティス復帰を希望していることを隠していない。
ホアキンはベティスで162試合に出場して20得点5アシストを記録。デビュー時はセグンダ・ディヴィジョン(2部)に所属していたが、このシーズンで昇格を果たし、2005/06シーズンではチャンピオンズリーグにも出場している。
ベティスで活躍を見せたホアキンは、その後バレンシア、マラガと渡り歩き、2013年7月にフィオレンティーナへ移籍した。
愛するクラブへの復帰を願うホアキンと残留させたい首脳陣。両者の意見は平行線をたどっているが、果たしてホアキンは無事に“家”へ帰ることができるだろうか。
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