長友佑都の獲得を狙っていると噂されていたサンプドリアだが、別の選手を確保してジェノアとの争奪戦から撤退するようだ。

　伊紙『トゥットスポルト』など複数メディアによると、サンプドリアは新たな左SBとしてユベントスのパオロ・デ・チェリエの獲得に迫っているという。同選手は元々マッシミリアーノ・アッレグリ監督のプランには入っていなかったが、左サイドの選手層に不安があるため売却されずチームに残っていた。

　しかし、ユーベはポルトからブラジル代表の左SBアレックス・サンドロを獲得したため、デ・チェリエの退団が濃厚となっている。

　これまでサンプドリアが狙っていたインテルのダビデ・サントンはセリエA開幕戦で先発起用されており、移籍の可能性は低くなった。また、今回のデ・チェリエ獲得でSBに十分な戦力を確保できるため、長友の獲得も見送ると思われる。

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