レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するFWカリム・ベンゼマの代理人を務めるカリム・ジャジリ氏は、アーセナル移籍を否定しチームに残留することを明言したようだ。24日の英紙『デイリー・スター』が報じている。
アーセナルは、ベンゼマに対して5000万ポンド(約96億円)のオファーを提示して獲得に乗り出していると伝えられている。チームを率いるアーセン・ベンゲル監督が「我々だっていつでもギャンブルができる状態」と述べるなど、交渉が進展している様子を伺わせている。
リーガエスパニョーラ開幕戦となったスポルティング・ヒホン戦ではベンチ外となっていたベンゼマだが、ジャジリ氏は「カリムはレアル・マドリーで非常に満足しているし、彼は1000%の確率で移籍市場が閉まってもマドリーに残留することになるよ」と語り、移籍を完全に否定している。
今夏にチェルシーからGKペトル・チェフを獲得し、アーセナルはリーグ優勝に向けて本腰を入れてきた。開幕戦こそウェスト・ハムに0-2で敗戦したものの、続くクリスタル・パレス戦には2-1で勝利しており勢いが増している。ベンゼマが加わることでさらなる躍進を遂げそうだが、果たして移籍は実現するのだろうか。
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