決勝点を決めたステバン・ヨベティッチ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第1節のインテル対アタランタの試合が現地時間の23日に行われ、インテルは苦戦を強いられながらも途中出場のFWステバン・ヨベティッチの決勝ゴールにより1-0で勝利した。同クラブを率いるロベルト・マンチーニ監督がチームを賞賛していると、イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。
試合は拮抗した展開となった。昨シーズン16位のアタランタは、格上のインテルを相手に堅い守備を見せゴールを割らせない。ポゼッション率で上回るインテルは猛攻を仕掛けて20本以上のシュートを放つ。
ようやく得点に結びついたのは93分のことだった。15分にFWマウロ・イカルディと交代で入ったヨベティッチが最後のチャンスでゴールを決めることに成功し、1点をもぎとったインテルがそのまま逃げ切り勝利で終えたのである。
同メディアによると、マルチーニ監督は「私は若い選手たちの活躍に満足しているし、祝福したいと思っている。彼らは最後に良いプレーで得点を決めたね。しかし、試合内容には値しない結果だった」と語り、チームを賞賛する言葉を述べた。
また、「我々は約20本のシュートを放ったにも関わらず、得点するまでに最後の時間まで待たなければならなかった。でも、ステバンがデビューゴールを決めたことは、とても素晴らしく思っているよ」とコメントし、決勝点を決めたヨヴェティッチの活躍を褒め称えている。
日本代表DF長友佑都の去就が注目される中、インテルは開幕戦を勝利することに成功した。しかし、1点しか取れなかったことに関しては課題を残す結果となっている。
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