ユベントスのU-21フランス代表MFキングスレー・コマン【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ4連覇を目指すバイエルン・ミュンヘンが、ユベントスに所属する19歳のU-21フランス代表MFキングスレー・コマンの獲得に動いているようだ。23日の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
同紙によると、バイエルンはコマン獲得のために2000万ユーロ(約27億7000万円)のオファーを提示したとのこと。今夏にはアーセナルやジェノアなども興味を示していたとされ、水面下で争奪戦が勃発していた。
ユベントスはレンタル移籍での放出を考えているとされているが、バイエルンが完全移籍での獲得に動く可能性もありそうだ。
コマンは前所属のパリ・サンジェルマン(PSG)で、16歳という若さでトップチームに昇格し、2013年2月のソショー戦でプロデビューを果たしている。2014年のパルマ戦では素早いドリブルから相手を翻弄し、技ありのループパスからFWアルバロ・モラタのゴールを演出していた。フランスの各世代別代表としても活躍し、現在はユベントスと2019年6月まで契約が残っている。
今夏にバイエルンはユベントスからチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルを獲得することに成功しているが、果たして再び同じクラブから獲得となるのだろうか。
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