公式戦2戦連発、リーグ戦初ゴールを決めた香川
それでも監督トゥヘルは「私のチームにとってはハーフタイムの後に選手たちが見せたプレーが見事だ」と述べている。指揮官は特に前半に失望したりはしなかった。多くのチャンスを決め切れなかったことについては「些細なことだ」とした。インゴルシュタットのディフェンスは間もなく決壊する。トゥヘルは手応えを感じていたようだ。
54分、ムヒタリヤンのパスに走り込んだギンターがDFを交わして、左足で流し込んだ。1-0。
59分、ロイスのパスに走り込んだシュメルツァーが後ろから倒されてPKを獲得する。ロイスがきっちり決めた。2-0。
シュメルツァーは「ハーフタイムの後で僕たちは完璧にパフォーマンスを改善した」と振り返る。シュメルツァーの言うように、前半に比べてシュートが枠に飛ぶようになった。71分オーバメヤン、73分ロイス、74分フンメルスと、立て続けにインゴルシュタットのゴールを脅かした。
そして83分には、香川真司がゴールを奪っている。ホフマンからのパスをエリア内で受けると、DFを交わして左足で流し込んだ。3-0。20日のELプレーオフに続いての2戦連発であり、今季リーグ戦では初のゴールとなった。
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