今季リーグ初得点を挙げるMF香川(右から2人目)【写真:Getty Images】
【インゴルシュタット 0-4 ドルトムント ブンデスリーガ第2節】
ドイツ・ブンデスリーガ第2節が23日に行われ、日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでインゴルシュタットと対戦した。
開幕節のボルシアMG戦に続き先発出場となった香川は、4-2-3-1のトップ下に入り、日本代表のFW武藤嘉紀が所属するマインツを破った昇格組のインゴルシュタット相手に開幕2連勝を目指す。
試合が動いたのは後半に入ってからだった。ドルトムントは55分、ゴール前に走り込んだDFギンターが、中央のMFムヒタリアンからパスを受けると、エリア内で相手DFをかわし左足でゴール左隅下に流し込んだ。
先制に成功したドルトムントはその後怒涛のゴールラッシュで相手を圧倒する。60分、DFシュメルツァーがエリア内で FWハートマンに倒されてPKを獲得。ロイスが冷静にゴール左に押し込み追加点を挙げる。
84分には右サイドでボールを受けた途中出場のMFヘアマンから香川にボールが渡ると、エリア内で相手をかわしGKの逆をつく技ありの左足シュートでネットを揺らし、今季のリーグ戦初ゴールを決めた。香川は86分にベンチに下がる。
ドルトムントは後半アディショナルタイムにもギンターのクロスに反応したオーバメヤンが押し込み、最終的に4-0でインゴルシュタットに完勝した。次節、ホームで原口元気と細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンと対戦する。
【得点者】
55分 0-1 ギンター(ドルトムント)
60分 0-2 ロイス(ドルトムント)
84分 0-3 香川(ドルトムント)
91分 0-4 オーバメヤン(ドルトムント)
【了】