ゼップ・ブラッター会長【写真:Getty Images】
FIFAの汚職スキャンダルで批判の的になっているゼップ・ブラッター会長が、故郷ウルリヘンで18年間続けている『ゼップ・ブラッター・トーナメント』に出席した。22日に英紙『デイリー・メール』などが報じた。
チャリティイベントとしての意味合いも持つこのサッカー大会で「コロンボ」と名づけられた雌牛が贈られたブラッター会長は、スイス訛りのドイツ語で「将来的にたくさんの“リトル・コロンボ”が見られるだろうね」とジョークを飛ばし、観客を喜ばせた。
また、このイベントにはUEFAのミシェル・プラティニ会長も招待されていたが、来年2月のFIFA会長選出馬を表明している同氏は会場に現れなかった。同時にメディア向けに記者会見も行われたが、そこでは汚職に関するあらゆる質問への回答を拒否し、ノーコメントを貫いている。
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