ゴールを喜ぶアレッサンドロ・フロレンツィ(下)とジェルビーニョ(上)【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAが22日に開幕し、2試合が行われた。
エラス・ヴェローナとアウェイで対戦した昨季2位のローマは、序盤から相手の勢いに苦しめられる。そして61分にはボシュコ・ヤンコビッチにゴールを許し、ヴェローナに先制を許してしまった。
しかし、直後の66分にアレッサンドロ・フロレンツィの右足ミドルシュートでローマが同点に追いつく。その後もエディン・ジェコやイアゴ・ファルケら新戦力も交えながら攻撃の手を緩めることはなかったが、ローマの開幕戦は1-1のドローに終わっている。
ミロスラフ・クローゼを負傷で欠くラツィオは、ホームに昇格組ボローニャと対戦。純粋なストライカーが負傷しているため、前線はリカルド・キシュナやケイタ・バルデ・ディアオといった若い選手たちが務めたが、これが結果につながった。
ルーカス・ビグリアが17分に先制点を挙げると、直後の23分にキシュナが自身セリエA初ゴールで加点。マッテオ・マンコスに得点を許して1点差に詰め寄られるも、ボローニャを2-1で下したラツィオが今季最初の勝ち点3を獲得している。
ローマ勢の2試合を除く8試合は23日に行われ、セリエAは本格的な開幕を迎える。
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