マインツのW武藤嘉紀【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのマインツを率いるマルティン・シュミット監督は、日本代表FW武藤嘉紀に期待を寄せているようだ。20日のドイツ紙『キッカー』が報じている。
JリーグのFC東京からこの夏にマインツへ加入した武藤は、すでに公式戦2試合で途中出場を果たしているが、スタメンを奪い取るところまではいっていない。日本代表としては2014年9月に代表デビューを飾り、これまでに13試合出場で1得点を記録。日本国内では期待が高まっている。
シュミット監督は「彼には彼なりの考えを持っていて、相談しに来ることもある。しかし、彼は日本でこういった状況に慣れているだろう。激励されることにもね。彼は何とかして状況を打開しようと考えているみたいだよ」と語り、必死で頑張っている武藤の“下克上”に期待を寄せている。
マインツで活躍した先輩・岡崎慎司は、移籍先のレスター・シティですでに結果を出している。武藤にとっては初となる海外挑戦だが、果たしてシュミット監督の信頼を勝ち取ることはできるのだろうか。
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