「心を強く持って、やり続けなければいけない」
――3失点目のところで両手を叩いて周りを鼓舞していた
「そうですね。やはり1点目を失ったときに去年と同じような光景を振り返りました。どうやって立て直すかといったら、切り替えるしかなかったです。そこから崩れていっては去年と同じですが、さらに2、3点取られたので。それでも諦めたら本当に終わりだから、心を強くもって、やり続けなければいけない。ましてや負けている状況であるならば、本当に僕たちは前を向いてやるしかないです。前半のうちに1点返して、ハーフタイムに『いくぞ』というのも言っていました。逆転できたことは良かったと思います」
――ハーフタイム、最初にロッカーから出てきていた。気持ちを切り替えられていた?
「そうですね。やらなきゃいけないっていうのを感じていましたし、ここで負けているようじゃ去年と同じだと。相手も格下でしたけど、どんな状況でもやらなきゃいけないと感じていました。それで勝ち切れたことは良かったです」
――トゥヘル監督はハーフタイムに何か言った?
「そうですね。1対1であったり、球際であったり、そういうところで負けるなと。『ラストの15分しっかりと試合を見せつけろ』と言っていました。中央が混雑しているから、タイミングを意識しろと言われました」
――マッツ・フンメルスが2点目を早い時間帯に取れたのは大きかったと
「どの得点も、大きかったですね。3-0で、前半に1点返したのも大きかったし、後半早い時間で2点目を取れたのも大きかった。3点目は時間の問題だったと思っていましたし、取ったら4点目もある意味時間の問題かなと思っていました。取りきれて勝ち切れたことが何より大きかったと思います」
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