ペドロ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスは、個人合意に達していたマンチェスター・ユナイテッドではなく、チェルシー移籍に近づいているようだ。19日のスペイン紙『マルカ』が報じている。
バルサはペドロの違約金に2120万ポンド(約41億円)を設定しており、ユナイテッドはその額を支払うために分割払いか一括払い、もしくはボーナスを乗せた形で交渉を進めていた。
また、マンチェスター・シティも獲得に乗り出していたが、移籍金は1760万ポンド(約34億円)までしか出せないとして交渉が難航していた。
同紙によると、両クラブが獲得レースを繰り広げている中、チェルシーが1970万ポンド(約38億4000万円)にボーナス140万ポンド(約2億7000万円)を上乗せした額を提示し、クラブ間合意に至ったとしている。
すでにペドロはチェルシー移籍に前向きなようで、19日にロンドン入りした後メディカルチェックを行い、近日中にビックディールが成立するとみられている。
同選手は昨季公式戦50試合に出場し11得点を決めていた。リオネル・メッシやネイマールといった超人プレイヤーと肩を並べて戦っていただけに、チェルシーにとっては願ってもいない大型補強となりそうだ。
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