アブドゥル・ラーマン・ババ【写真:Getty Images】
今夏アウクスブルクからチェルシーへの移籍を決断したガーナ代表DFアブドゥル・ラーマン・ババは、新天地でのプレーに燃えている。英紙『デイリー・メール』が溢れる意気込みを伝えた。
弱冠21歳でガーナ代表に名を連ねている左SBは「僕はレフトバック、DFだ。常に強いタックルを試みることが重要になる。それでも可能な限りFWのようにチームを助けたいと思っているよ」と攻撃的な姿勢をアピールする。
ここ最近はプレーしていないようだが、ウィンガーとしても振る舞えると語り、ユーティリティな能力を持つババは「アウトサイドからクロスを供給できれば、ゴールをアシストできるし、チームのチャンスにもなるから本当に重要なこと」と、新天地でSBの攻撃面での貢献度を高められると確信している。
そして、やはりガーナ人にとってのヒーローはマイケル・エッシェンだ。かつてチェルシーに在籍した名手はババにも影響を与えた。「ガーナではプレミアリーグしか見られないんだけど、いつも彼を見ていたよ。彼はチェルシーにとって偉大な選手だった」と当時を振り返る。
父親もチェルシーファンだというババは17番のユニフォームを着ることに決まった。英雄エッシェンとは違う番号だが、「父も幸せだし、誇りに思ってくれる」と憧れのクラブ加入を喜んだ。
左SBは現在セサル・アスピリクエタが務めている。ババは右サイドが本職のスペイン人DFとのポジション争いを制することができるだろうか。
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