FIFA幹部に新たな容疑が浮上…【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で逮捕された幹部7人のうち、元ニカラグア連盟会長のフリオ・ロチャ氏がマネーロンダリング(資金洗浄)およびキックバックによる横領罪の容疑で同国司法当局に告発されたと、英メディア『BBC』が報じている。
ニカラグア司法当局は、ロチャ氏が米トラフィック・スポーツと15万ドル(約1900万円)の放映権料が関わる契約を交わした際に10万ドル(約1250万円)のキックバックを受け取っていた証拠を押さえたことを公表。また、米司法当局は同氏の横領が米国内の銀行を通じて行われたと伝えている。
ロチャ氏は今年5月にFIFAの汚職事件が明るみになった際にスイス国内で勾留され、今月14日にニカラグアへの身柄引き渡しに同意。なお、スイス司法当局によると、ロチャ氏のニカラグアへの移送には米司法当局の同意が必要となり、同局も同氏の引き渡しを求めているという。
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