フィリップスコーチが絶賛する岡崎慎司【写真:Getty Images】
プレミアリーグのレスター・シティでアシスタントコーチを務めるケヴィン・フィリップス氏が、今夏に加入した日本代表FW岡崎慎司を絶賛している。17日の英紙『レスター・マーキュリー』が報じている。
フィリップス氏は「私は彼が非常に良い方向に向かっていると思っている。昨シーズンの終わりに、2つか3つの大きなクラブが彼に関心を示していたので、我々は迅速に彼と長期契約を結ぶために動いたよ。そして、幸いなことに彼と契約することができた。彼は我々のチームに長く在籍する選手になるだろう」と語り、獲得する前から強い関心を示していたことを伺わせた。
一方で「彼はプレシーズン前の輝きが戻ってきている。彼はプレミアリーグは初めてとなるが、アヒルが水に慣れるのが早いように、彼も順応が早い」と、岡崎がプレミアリーグの戦い方に対応できていると考えている。
また「人々は彼を獲得するのは簡単だったと言うが、彼はブンデスリーガでも優れていたし、プレミアリーグの2試合でも、その才能を発揮していた。私は週末にウェスト・ハム戦のスコアを見て嬉しくなったよ」と、岡崎の加入を非常に喜んでいる。
2014年7月にレスターに加入し、1年間FWとしてプレーした後に現役を引退したフィリップス氏は、「彼は本物のセンターフォワードだ。ボールをキープすることができ、体も強く、危険をおかして飛び込むこともできるのだから」と、岡崎を賞賛する言葉で締めくくっている。
岡崎は昨シーズン、ブンデスリーガのマインツで公式戦35試合に出場し14得点を挙げている。今シーズンはレスターに加入して2試合に出場しているが、早くもウェスト・ハム戦でゴールを記録するなど、存在感を発揮している。チームからの信頼も深まっており、さらに得点を重ねることができそうだ。
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