シニシャ・ミハイロビッチ監督【写真:Getty Images】
本田圭佑擁するミランは17日、コッパ・イタリア3回戦でペルージャと対戦して2-0で勝利した。
試合後、「いい試合をした。我々が支配した2-0だった」と内容に満足した様子のシニシャ・ミハイロビッチ監督は、ファンの態度に苦言を呈した。伊『トゥットメルカートウェブ』が伝えている。
「私は選手たちにブーイングを浴びせるサポーターたちの態度が気に入らなかった。ファンはチームをサポートすべきで、ブーイングは悪い時だけにしてほしい」
本田の1ゴール1アシストや、ルイス・アドリアーノの公式戦初ゴールで勝利したにもかかわらず、出来の悪かった選手には容赦ないブーイングが飛んだ。それは指揮官にとって理解しがたい反応だったようだ。
それでも「いいテストになった。我々は正しい道を歩んでいる。これを続けなければならない」と、「ベストメンバーで臨む」と宣言していた一戦の勝利はチームにとって大きな1勝だ。
ミランは22日のセリエA開幕戦でフィオレンティーナと対戦する。プレシーズンのカップ戦で国外のビッグクラブと対等に渡り合って力をつけた相手とはこれまで以上に難しい戦いとなるだろう。
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