マンチェスター・シティに所属するMFナスリ【写真:Getty Images】
日本代表のDF長友佑都が所属するインテルは、マンチェスター・シティに所属する元フランス代表のMFサミア・ナスリ獲得に関心があると、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
インテルはクラブの「10番」を背負うクロアチア代表のMFマテオ・コバチッチが移籍金3500万ユーロ(約48億円)+ボーナスでレアル・マドリーに加入すると見られ、ロベルト・マンチーニ監督が移籍を認める発言をしたことから退団が確実となっている。記事によると、インテルはコバチッチの移籍金の一部を使い、中盤で攻撃のアクセントを演出できる選手を獲得したい狙いがあるとしている。
一方、シティは今夏、リバプールからイングランド代表のFWラヒーム・スターリングが加入し、ナスリはプレミアリーグで開幕2戦連続のベンチスタートとなっている。さらには昨季のブンデスリーガでアシスト王に輝き、ドイツ年間最優秀選手に輝いたヴォルフスブルクに所属するベルギー代表のMFケビン・デ・ブルイネも入団が取り沙汰されており、同選手は今後さらに出場機会を減らす可能性が指摘されている。
なお、インテルは今回の移籍市場でシティからモンテネグロ代表のFWステバン・ヨベティッチも獲得しており、ヴォルフスブルクに所属するクロアチア代表のMFイバン・ペリシッチにも興味を示している。
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