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ドルトFWロイス、先制弾でトゥヘル監督を快挙に導く「終始いい出来だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトFWロイス、先制弾でトゥヘル監督を快挙に導く「終始いい出来だった」
ドルトムントに所属するFWロイス【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第1節が15日に行われ、日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはホームでボルシアMGを4-0で下し、最高のスタートを切った。

 ドルトムントは15分に香川のアシストでFWマルコ・ロイスが豪快なシュートを叩き込み先制すると、21分にはFWピエール=エメリク・オーバメヤンが追加点を挙げ、序盤から攻撃陣が爆発。その後も33分と50分にMFヘンリク・ムヒタリアンのゴールでリードを広げ、開幕戦から大量4得点でボルシアMGを圧倒した。

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、就任後初のブンデスリーガを4点差の勝利で終え、歴代監督35名(暫定監督を含む)の中で初となる快挙を達成。また、公式戦の連勝および無失点記録も更新している。

 試合後、古巣から得点を挙げたロイスはクラブ公式サイトを通じ「僕らにとって大きな試練だったけれど、見事に乗り越えることが出来た。リーグをいい順位でスタートしたいと思っていた。相手は本当に手ごわいチームだった。ボルシアMGは昨シーズン後半のベストチームだからね」とコメント。

 また、試合内容については「立ち上がりからプレスをかけて相手のミスを誘った。チャンスを生かせたのが大きかった。うまくボールを回し、落ち着いてチャンスを待つことが出来た。チームの出来は最初から最後までものすごく良かった。十分内容に見合う勝利だったよ」と振り返った。

 一方、クリーンシートに貢献したDFマッツ・フンメルスは「ゲームプランを完璧に実行できた。この調子で続けていけば、大成功できるだろうね。公式戦4戦全勝と、最高のスタートが切れた。本当に先が楽しみだよ。今のところ何もかもうまくいっている。ここからさらに良くしていきたい。まだ始まったばかりだから、気を抜くつもりはないけどね」と手応えを口にした。

 ドルトムントは次節、リーグ初戦でマインツを破った昇格組のインゴルシュタットの敵地に乗り込み、開幕2連勝を目指す。

【了】

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