プレミア初ゴールを挙げた岡崎慎司【写真:Getty Images】
今夏にプレミアリーグのレスター・シティに加入した日本代表FW岡崎慎司が、16日の英紙『デイリー・メール』で特集された。
同紙では、15日に行われたイングランド・プレミアリーグ第2節のウェスト・ハム戦でプレミア初ゴールを決めた岡崎をMVP級の選手の一人だったと称えている。しかし、イングランドでは岡崎のことを知らない人が多い。そこで「日本代表について何を知っているか?」と疑問を投げかけた特集を掲載している。
一つ目の見出しには「レスターは700万ポンド(約13億6000万円)を派手に使った?」と書いた。シュトゥットガルトとマインツでは合計155試合に出場し42得点を挙げているが、プレミアリーグはブンデスリーガと戦い方が異なるため、これだけの移籍金を出すことにリスクはあったとしている。しかし、結果的に公正な取引だったとみているようだ。
二つ目の見出しには「彼の強みは何か?」。岡崎は身長174cmと小柄で、前線でターゲットとなる選手ではない。しかし、右サイドのサポートが無くても一人で相手DFを翻弄することができるとしている。
三つ目の見出しには「有効なフィニッシャーか?」とある。ウェスト・ハム戦ではFWジェイミー・ヴァーディーのクロスに岡崎が飛び込んだが、GKアドリアンと衝突する危険性があったのに勇気を示したと賞賛している。
このように同紙ではウェスト・ハム戦での岡崎の活躍を高評価し、特集記事を載せるほど絶賛している。次節はホームで強豪トッテナムと試合を行う。この勢いに乗ってホーム初ゴールで“ジャイアントキリング”を起こしたいところだ。
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