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G大阪FW宇佐美、左サイドでのプレーに手応え「いい化学反応があった」

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

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宇佐美貴史【写真:ダン・オロウィッツ】

 明治安田生命J1リーグ第7節が16日に行われ、ガンバ大阪はFC東京に1-2で敗れた。

 リードされて迎えた47分、PA左でボールを持った宇佐美貴史はファーサイドの米倉恒貴を見逃さずピンポイントのボールを送る。これを米倉が頭で折り返すと、パトリックが詰めて同点に追いついた。

 日本代表と同じ左サイドでプレーした宇佐美。2トップの一角で出場する時と比べて一列下がるため「僕個人の得点の確率は下がる」と話すが、「その中でも攻撃はいい化学反応というか、いい形がいくつもあった」と一定の手応えを掴んだ様子だ。

 東アジアカップでは期待されながら無得点に終わった。それでも帰国後は「サイドで出た中でもFWに近いような感覚で」プレーすることを心がけるなど、乗り越えるべき課題もを見つけた。

 今季は昨季に比べて失点が多いG大阪。「去年の勝てていた時期は我慢しきってセットプレーで1点取るとか、1点取って我慢強く守ることができていた」と宇佐美は言う。

 得点はコンスタントに取れているが「簡単なミスで失点することで自分たちの首を絞めている」と、勝ち点を逃す理由を述べた。宇佐美にはチームを勝たせるパフォーマンスが求められている。

【了】

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