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香川真司 9年前

スタメンゲットに先制アシスト。躍動の香川「すごく楽しい」「使わざるを得ない存在に」

text by 編集部 photo by Getty Images

「これをやり続けなければいけないし、もう休んでいる暇はない」

――細かいパス交換から、急にギアが上がって、逆サイドに展開したりとか、縦にパスを入れるシーンが多かったけど、そういうところは監督からも?

「そうですね。細かいパス交換から、サイドから逆サイドに、斜めにサイドバック確保して、ちょっとバルセロナみたいな感じで、ダニ・アウベスにぴしっと。ピシュチェクがそういうところが凄く生きるから、後はそこの精度をもっと高くして、そういうところも狙いとしてはあるんで、もっともっと質を高めていきたいと思います」

――後半に手応えがあるっていうのはどういう感じ?

「今までは単調に後半は取ってカウンターっていうのがあったんですけど、今は動く相手を前に僕らのプレスも90分を通して行けていたし、マッツも試合中からもっと行けみたいな感じで言っていて。

 こんな大勝した中でもやり続けることができているんで相手も前に行けないし、だからこそ相手も引くしかなかった。で、前に急ぐんじゃなくてしっかりとポゼッションできていたんで、そこは監督も言っていたし、大事にしながら仕掛けていくっていのはやっぱりもっと浸透していかないと行けないと思います」

――リーグ戦になってこんなに雰囲気がガラッと変わるもの?

「本当に最高の集中力と、最高の準備をして迎えたんで、すごく怖さもあったし、緊張感もあったし、新しい監督のもとでやるっていうのは本当に疲れましたね。ただやっぱり、これをやり続けなければいけないし、もう休んでいる暇はないんでね。またしっかり次の準備をしてやっていきたいと思います」

――今日は先発だったが、定位置争いが凄く激しくなっていく

「もちろん監督変わったし、アピールするしかないんで、絶対的なものはないし。今、僕は特にね。だからやり続けて、ピッチで証明して、結果を残すだけだと思うんで、結果を残し続ければもう使わざるを得ない。そういう存在になって、そういう意味ではもっともっとやっていきたいと思います」

【了】

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