ケビン・グロスクロイツ【写真:Getty Images】
まもなくブンデスリーガの新シーズン開幕戦に臨むドルトムント。新守護神候補ロマン・ビュルキの獲得やチーロ・インモービレの放出など、順調に準備を進めてきたが、去就が注目される選手が1人残っている。
地元出身でトップチーム在籍7年目を迎えるケビン・グロスクロイツは、ここ数年徐々に出場機会を減らしており、今夏は移籍が噂されていた。しかし、独『ビルト』のインタビューに応じたドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は退団を否定している。
「我々が彼を手放すわけがない! ピッチ内で求めることについてオープンに、正直に話している」
グロスクロイツのチーム内での役割が明確になっていると話すツォルクSDは、すべての選手に対して受け取ったオファーは内部で検討しており、特定の選手を特別扱いすることはないと明かした。
ドルトムントのファンに愛され、自らもクラブ愛を隠さないグロスクロイツの残留はチームにとって朗報と言える。出番が少なくとも全力プレーで周囲を鼓舞するムードメーカーの存在は長いシーズンを戦う上で重要な役割を担うだろう。
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