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J2札幌、小野と稲本が3359日ぶりに同じピッチへ。クラブでの共演は初

text by 編集部 photo by Getty Images

J2札幌、小野と稲本が3359日ぶりに同じピッチへ。クラブでの共演は初
川崎F時代の稲本(左)とWシドニー時代の小野【写真:Getty Images】

 明治安田生命J2リーグ第29節が15日に行われ、コンサドーレ札幌はホームでファジアーノ岡山と対戦し、元日本代表のMF小野伸二とMF稲本潤一が約9年ぶりの共演を果たした。

 この日ベンチスタートとなった両選手は、0-0で迎えた65分に小野がMF菊岡拓朗に代わって7試合ぶりに途中出場すると、87分にはFWナザリトとの交代で稲本がピッチに登場。チャリティーマッチなどを除けば、日本代表として臨んだ2006年6月4日の国際親善試合マルタ戦以来3359日ぶりの共演を果たし、クラブでは初めて同チームで同時にピッチに立った。後半アディショナルタイムには、稲本が小野へ縦パスを出すシーンも見られたが惜しくも通らず、試合は無得点のまま引き分けに終わった。

 小野は昨夏にウェスタン・シドニー・ワンダラーズから札幌に入団し、稲本は今季開幕前にJ1の川崎フロンターレから加入していた。ともに35歳の両選手は準優勝を飾った1999年の世界ユース選手権(現U-20W杯)、2002年の日韓W杯、2006年のドイツW杯に続くコンビ結成が期待されていた。

【了】

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