7.エリック・カントナ(1992/93~1996/97)
エリック・カントナ【写真:Getty Images】
背番号「7」をまとい、ユニフォームの襟をピンと立ててプレーした姿は、いまなおオールド・トラフォードのファンの目に焼き付いている。当時リーズに所属していたカントナは、1992年のチャリティシールド(現・コミュニティシールド)のリバプール戦でハットトリックを達成。その姿にファーガソン監督が惚れ込み、120万ポンド(当時レートで約2億6800万円)で獲得した。
カントナはユナイテッドの4年半で2度の得点王、4度のプレミアリーグ優勝、2度のFAカップ優勝など輝かしい功績を残し、1996/97シーズンを最後に現役を引退した。
華々しいキャリアの反面、話題に事欠かない人物でもあった。1994/95シーズンのクリスタルパレス戦では観客にカンフーキックを浴びせ、9ヶ月の出場停止処分を受けた事件はあまりに有名である。
引退後は映画俳優に転身したかと思えば、ビーチサッカーのフランス代表としてプレーするなど、多くの話題を提供した。
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