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再び始まる「1対全て」の戦い。バイエルンは歴史的な“ファンタスティック4”なるか

text by 本田千尋 photo by Getty Images

12人の日本人選手。注目は清武と武藤

再び始まる「1対全て」の戦い。バイエルンは歴史的な“ファンタスティック4”なるか
活躍が期待される清武弘嗣(左)と武藤嘉紀(右)【写真:Getty Images】

 そして今季は、12人の日本人選手がブンデスリーガを主戦場とする。ここでは、ハノーファーの清武弘嗣、マインツの武藤嘉紀の2人に注目したい。清武は今季から10番を背負う。昨季の最終節、残留を掛けたフライブルク戦でのダイビングヘッドは、まさに10番となるに相応しい一撃だった。怪我で出遅れてはいるが、シーズンを通した10番としての活躍を期待したいところである。

 武藤嘉紀については、ロシアW杯を狙う新世代のアタッカーが、シャルケやドルトムント、レバークーゼンやボルシアMG、ボルフスブルク、そしてバイエルンとの試合の中で、その感性が何を感じて何を吸収するのか、ひとまず前半戦の戦いを楽しみにしたい。

 果たしてバイエルンは「ファンタスティック4」を成し遂げることが出来るのか。そしてそれを置き土産に、ペップ・グアルディオラは新たな挑戦の舞台を求めてドイツを離れるのか。

 今年もまた、ブンデスリーガが始まる。

【了】

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