柏のエデルソンが来日初ゴール【写真:ダン・オロウィッツ】
東アジアカップによる中断が明け、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第6節の8試合が12日に全国各地で行われた。
前節年間順位で浦和レッズを抜いて首位に立ったサンフレッチェ広島はホームに鹿島アントラーズを迎えたが、32分に山本脩斗のゴールで鹿島に先制を許す。その後スコアは動かずアウェイの鹿島が0-1で11戦負けなしの広島に土を付けた。
広島に突き放されたくない浦和レッズはアウェイでアルビレックス新潟と対戦した。東アジア杯参加メンバーのうち槙野智章と西川周作がスタメン出場。武藤雄樹はベンチメンバーを外れている。
好調を維持している新潟は12分に山崎亮平のゴールで先制したが、27分に梅崎司のアシストからズラタンにゴールを奪われ浦和に追いつかれる。後半は両チームともビッグチャンスを作ったもののGKの好プレーに阻まれる。しかし、76分に梅崎が弾丸ミドルを突き刺し、浦和が1-2で5試合ぶりの勝利を収めた。
ネルシーニョ監督とレアンドロの古巣対決として注目された柏レイソル対ヴィッセル神戸は、初スタメンの新加入エデルソンが工藤壮人のアシストを受けて11分に見事なシュートを沈めて柏が先制。さらに後半、輪湖直樹が追加点を奪って2-0でかつての指揮官を打ち破っている。
先月の2ndステージで未だ勝ちがなく低迷する横浜F・マリノスはアウェイで名古屋グランパスを破った。齋藤学が29分に先制弾を叩き込むと、前半終了間際にアデミウソンがラッキーな形で追加点をゲット。
名古屋は後半から東アジア杯帰りの川又堅碁と永井謙佑を投入して打開を図るが、反撃及ばず。89分に途中出場の伊藤翔にもゴールが生まれた横浜FMが10試合ぶりの勝ち点3を手にした。
その他の会場ではベガルタ仙台は松本山雅FCに3-1の逆転勝利を収め、モンテディオ山形は川崎フロンターレを無得点に抑えこみスコアレスドロー。代表帰りの米本拓司と森重真人が先発したFC東京はアウェイでヴァンフォーレ甲府に0-1で競り勝った。清水エスパルスは湘南ベルマーレに1-2で敗れている。
ガンバ大阪対サガン鳥栖は11日に行われたスルガ銀行チャンピオンシップの影響で先月22日に開催され、1-1のドローに終わっている。
全9試合の試合結果は以下の通り。
仙台 3-1 松本
柏 2-0 神戸
川崎F 0-0 山形
甲府 0-1 FC東京
新潟 1-2 浦和
清水 1-2 湘南
名古屋 0-3 横浜FM
広島 0-1 鹿島
G大阪 1-1 鳥栖(※7月22日開催)
【了】