ローマ加入が迫るエディン・ゼコ【写真:Getty Images】
セリエAのローマは11日、19歳のパラグアイ代表FWアントニオ・サナブリアがリーガ・エスパニョーラのスポルティング・ヒホンにレンタル移籍することを発表した。
スポルティングへの期限付きの移籍期間は1年間で、2016年6月までの契約となっている。ローマはマンチェスター・シティからボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ゼコの獲得が間近に迫っており、EU圏外枠を空けるためにサナブリアを放出したとみられている。
サナブリアは2009年にバルセロナのユースチームに加入。2013年にはバルセロナの下部組織であるバルセロナBに昇格した。
2013-2014シーズンのUEFAユースリーグでは、わずか3試合の出場で4得点を挙げるなど存在感を示したがトップチームに昇格することはなく、2014年1月にローマに加入。その後、同年7月までサッスオーロにレンタル移籍していた。
昨シーズンはローマに戻りセリエAで2試合の出場を果たしていた。2014年はEU圏外枠が埋まっているという理由でサッスオーロに貸し出されたサナブリアだったが、再び同じ理由で武者修行に出されることとなった。
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