国際タイトル獲得数1位を誇っていたミラン【写真:Getty Images】
前シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者とヨーロッパリーグ(EL)王者によって争われるUEFAスーパー杯が11日、ジョージアのトビリシで行われ、バルセロナはセビージャと対戦し5-4で勝利を収めた。
この一戦により、日本代表FW本田圭佑が所属するミランの“あるスローガン”が使用できなくなることが話題となっている。バルセロナがミランの国際タイトル獲得数を抜いたのだ。
ミランはかねてより「世界で最も成功を収めたクラブ」と称し、国際タイトル獲得数1位であることを誇っていた。2013/2014シーズンまでのユニフォームにはエンブレムの下に「IL CLUB PIU TITOLATO AL MONDO(世界で最もタイトルを獲得したクラブ)」という刺繍が施されている。
しかしながら、今回バルセロナがUEFAスーパー杯に勝利したことで国際タイトル獲得数が「19」に達し、ミランの「18」を抜いて欧州1位となった。実は以前よりエジプトのアル・アハリは国際タイトル獲得数でミランを上回っていたが、同じヨーロッパの舞台で戦うバルセロナに抜かれたことで言い逃れができなくなった形だ。
近年は2季連続チャンピオンズリーグ出場権を逃すなど深刻な低迷に陥っているミラン。果たして、再び国際舞台で輝くことはできるのだろうか。
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