レアンドロも神戸へ
3月の開幕戦では、柏が強さを見せて神戸を下した。柏で長く指揮をとったネルシーニョ監督の対策にも逃げることなく、持ち味を発揮した形だ。
柏は2節から4節までいずれも1-0で勝利している。質の高いサッカーが結果に結びつくようになったが、前節、湘南ベルマーレに敗れて連勝は途絶えた。
敗れた湘南戦はボール回しに終始し、相手の果敢なプレスを受けたことでリズムを作れなかった。柏はハイプレスをかわしきれない試合が多く、神戸もそこを狙ってくる可能性はあるだろう。
対する神戸は現在2連敗中。前節のサンフレッチェ広島戦は自分たちのミスから失点し、0-4の大敗を喫した。3連敗は避けたいだけに、今回の柏戦は重要なゲームとなる。
1stステージ開幕戦で柏とぶつかったが、0-1で敗れた。だが、神戸はネルシーニョ監督就任後、最初の公式戦だった。そこからシーズンが進み、当時からも上積みがある。選手交代や試合中のシステム変更など、名将は様々な策を練ってくるだろう。
また、7月には柏からレアンドロも加入。2ndステージ開幕戦でいきなりゴールを挙げると、すぐに攻撃の中心となった。最近は得点が生まれていないが、古巣戦での活躍が期待される。
両者の対戦成績を見ると、ここ4試合は柏が3勝1分と勝ち越している。神戸の監督となったネルシーニョがこれを止めるか、注目だ。
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