ラミレス【写真:Getty Images】
今夏加入したばかりのサミ・ケディラを負傷で長期間起用できないユベントスが、新たなセントラルMF獲得を狙っているようだ。伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が11日に報じた。
ターゲットとなっているのはチェルシーのラミレスだ。ジョゼ・モウリーニョ監督の下、昨季は24試合に出場したが先発はわずか12試合のみで、ネマニャ・マティッチらの台頭で徐々に出場機会を減らしている。今季開幕戦もベンチに座ったまま試合終了の笛を聞いた。
チェルシーの中でも貴重なハードワーカータイプのMFで、中央でもサイドでも安定して高いクオリティを保証するため、モウリーニョ監督は手放すことを考えていない。しかし、本人はプレー時間の増加を狙っているため移籍に前向きのようだ。
現行契約はあと2年残っており、移籍の場合は1年間の期限付き移籍になると見られている。リーグ連覇とチャンピオンズリーグでも優勝を狙うチェルシーにとって常に貴重な戦力で、一時的な退団も大きな痛手となるだろう。
【了】