ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
プレミアリーグのトッテナムが、ミランに所属する日本代表MF本田圭佑の獲得に向けてオファーを提示した。11日のイタリア『トゥットメルカートウェブ』が報じている。
本田は先日、トッテナムとエバートンが獲得に関心を示していると報じられていた。同紙によると、そのうちのトッテナムが正式にオファーを提示して獲得に乗り出したとしている。
ミランは今夏、ウクライナのシャフタールからブラジル代表FWルイス・アドリアーノを獲得するなど、積極補強を進めている。
シニシャ・ミハイロビッチ監督はトップ下のポジションにイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラを好む傾向にあり、本田の出場機会の減少が危惧されていた。本人もミランでの待遇に不満を示しているといわれている。
また、トッテナムはアルゼンチン代表FWエリック・ラメラとのトレードを画策しており、移籍金と合わせて交渉条件に組み込む可能性もありそうだ。本田の移籍金は400万ユーロ(5億4000万円)程度とみられており、ミランとしては格安でラメラを獲得するチャンスでもある。
プレミアリーグでは通算43試合2得点という結果のラメラだが、2011年7月から2年間在籍したローマでは62試合19得点を挙げており、イタリアでの評価は高い。
今夏には岡崎慎司がプレミアリーグのレスター・シティに加入しており、サウサンプトンには吉田麻也も所属している。本田を含めた3人の日本代表による対決が実現することになるのだろうか。
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