清水の新監督に就任した田坂和昭氏【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは11日、ヘッドコーチを務めていた田坂和昭氏が正式にトップチーム監督に就任したことを発表した。
田坂監督は今年6月までJ2大分トリニータを率いていたが、成績不振により解任されていた。その後、7月に清水のヘッドコーチを務めていた。しかし、8月に清水の大榎克己監督が辞任を申し出たことにより監督代行として練習を指揮していた。
大分を率いていた2012年にJ1昇格プレーオフで優勝し、大分のJ1復帰に貢献。その翌年はJ1で最下位となり1年でJ2降格を味わったが、天皇杯でクラブ史上初のベスト8の成績も残している。
清水は現在、年間総合順位で降格圏内の17位につけており、J2降格の危機に晒されている。J1残留圏内のアルビレックス新潟とは勝ち点差3が開いているが、田坂新監督の手腕で残留に導くことはできるだろうか。
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