守備陣の補強を目指すチェルシーは、エバートンに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズ獲得に向けて3度目のオファーを提示した。9日の英紙『デイリー・メール』が報じている。

　チェルシーはこれまでにストーンズに対して2000万ポンド（約38億7000万円）と2600万ポンド（約50億円）の2度に渡るオファーを提示してきたが、エバートンが承諾することはなかった。

　しかし同紙によると、それでも諦めないチェルシーは今度は3000万ポンド（約57億8000万円）に増額してオファーを提示したようだ。

　チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督や、イングランド代表として親交のあるDFガリー・ケイヒルがストーンズにチェルシー加入を呼びかけるなど、様々な方法で説得を試みているが交渉は難航している。

　また、エバートンのロベルト・マルティネス監督が「彼はエバートンが大好きで、チームやクラブを愛している。彼が不満を示したことは一度もないよ」と語るなど、ストーンズには別のチームに移籍する意思はないと強調している。

　一方で「8月の第1週で移籍市場を閉めるべきだ」ともコメントし、移籍マーケットが9月まで開いていることにも難色を示している。

　チェルシーにはジョン・テリーやガリー・ケイヒルといった選手はいるが、このポジションの層を厚くするためにもストーンズ獲得を熱望している。8日に行われたプレミアリーグ開幕戦では格下のスウォンジーを相手に2失点していた。

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