サンプドリアに復帰したアントニオ・カッサーノ【写真:Getty Images】
悪童がサンプドリアに帰ってきた。9日、サンプドリアはFWアントニオ・カッサーノの復帰を発表している。
#BentornatoFantantonio. Quanti #retweet per la firma del ritorno di Antonio #Cassano alla #Sampdoria? pic.twitter.com/BypOw4i0Qf
— U.C. Sampdoria (@sampdoria) August 9, 2015
Ufficiale: #Cassano è un nuovo calciatore della @sampdoria. In bocca al lupo Fantantonio! pic.twitter.com/y8nOBp5IKT
— Serie A TIM (@SerieA_TIM) August 9, 2015
サンプドリアとカッサーノの契約は2017年6月30日まで。同選手は「(帰ってこれて)幸せだ。いつでもフォルツァ・サンプドリア!(頑張れサンプドリア)」と語っている。
カッサーノは1999年にバーリでキャリアをスタートさせた。その後、ローマで躍進を遂げると2006年にレアル・マドリーに移籍。しかし、スペインでは活躍することができずに2007年にサンプドリアに加入した。
しかし、2010年に故リッカルド・ガッローネ会長と口論し、クラブから謹慎処分を受けてしまう。謝罪も拒否したことでサンプドリアが契約解除を発表。最終的にセリエAによる仲裁委員会の決定で契約解除には至らなかったものの、冬の移籍でミランに移籍した。
ミラン、インテル、パルマを経て、カッサーノは昨季パルマの財政難による給料未払いで契約を解除していた。5年ぶりとなるサンプドリア復帰だが、今回は円満な形でキャリアを終えることはできるのだろうか。
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