リヨンに所属するFWラカゼット【写真:Getty Images】
オリンピック・リヨンは8日、フランス代表のFWアレクサンドル・ラカゼット(24)と2019年まで契約延長したことを発表した。
欧州トップレベルと言われるリヨンの下部組織で育ったラカゼットは、2010年にプロデビューを果たすと、2014/15シーズンのリーグ・アンでは27得点を記録し、自身初となる得点王に輝いた。リーグの年間最優秀選手に選出されたラカゼットにはチェルシー、アーセナル、トッテナム、リバプールなどのプレミアリーグ強豪クラブが獲得に動いていたため今夏の退団が取り沙汰されていたが、最終的に残留を決断した。
新契約を結んだラカゼットはクラブ公式サイトを通じ「リヨンとの冒険を続けることができて非常に嬉しく誇らしい。ここまで長くて複雑なことになっていたが、私の頭の中は常に明快としていた。他クラブのオファーを全て断って残留すると決めていたんだよ」とコメント。一方、ユベール・フルニエ監督は「アレックスにとっては気持ちを切り替えることが重要だった。彼がチームにいることで様々なことができるようになるよ」と同選手の残留を喜んだ。
なお、リヨンは9日に行われるリーグ開幕戦でロリアンをホームに迎える。
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