武藤が得点を奪うも・・・
【日本 1-1 中国 EAFF東アジアカップ2015第3戦】
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は9日、EAFF東アジアカップ2015の最終戦で中国と対戦した。
勝って大会を終えたい日本はGKに東口順昭を起用。最終ラインには丹羽大輝、キャプテンの森重真人、槙野智章、米倉恒貴。中盤は山口蛍、遠藤航、武藤雄樹となっている。そして3トップには永井謙佑、宇佐美貴史、川又堅碁が入った。
試合開始直後に日本はセットプレーを得たがゴールは奪えず。4分にはCKのこぼれ球を拾った宇佐美がシュートを放つもクロスバーに阻まれた。
しかし、先制したのは中国。10分、バイタルエリアで繋がれるとPA手前からがシュートを放つ。これが丹羽に当たってゴールへ吸い込まれた。アグレッシブに攻める姿勢を見せた日本だが、追いかける展開となってしまった。
失点後も日本がボールを支配するが、中国のブロックを崩すことができず。逆にカウンターからピンチを迎えてしまう。
決定的なチャンスを作れない中で迎えた41分、左サイドを駆け上がった米倉にパスが入ると、ダイレクトでクロスを送る。これに武藤が走り込み、ワンタッチでゴール。日本が同点に追いついた。
日本は51分、米倉が強烈なミドルシュートを放つも枠を捉えられない。61分、川又に代えて興梠慎三を投入。そのまま最前線に入る。
同点ゴールを決めた武藤が再びチャンスを迎える。70分、PA内で強烈なシュートを放つもGKにセーブされた。74分、その武藤に代えて柴崎岳を投入する。83分には永井に代えて浅野拓磨をピッチに送り出す。
攻撃で良い形を作り、守備も奮闘したがこのまま試合終了。日本は中国と1-1で引き分け、1勝も挙げられず最下位で大会を終えることになった。
【得点者】
10分 ウー・レイ(中国)
41分 武藤雄樹(日本)
【了】