元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノのサンプドリア復帰が近づいている。8日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

　カッサーノはサンプドリア移籍でメディカルチェックを終え、まもなく2年契約を結ぶとみられている。同クラブの会長であるマッシモ・フェッレーロ氏は「カッサーノは我々のバンディエラ（旗頭）だ。偉大な男であることを証明するだろう」と語った。

　2014年までパルマに所属していたカッサーノだが、クラブの財政難により給料の未払いが発生。契約を解除していた。サンプドリアには2007年から2011年まで所属。FWジャンパオロ・パッツィーニとともに、チームにチャンピオンズリーグ出場権をもたらした。

　シニシャ・ミハイロビッチ監督が退任し、今夏ヨーロッパリーグ予選で敗退とスタートダッシュに不安を抱えるサンプドリア。カッサーノ獲得で再び勢いを取り戻すことはできるのだろうか。

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