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“宿敵”からアーセナル加入のGKチェフ「価値ある選手であることを証明したい」

text by 編集部 photo by Getty Images

“宿敵”からアーセナル加入のGKチェフ「価値ある選手であることを証明したい」
チェルシーからアーセナルに移籍したGKペトル・チェフ【写真:Getty Images】

 今季からアーセナルに加入したチェコ代表GKペトル・チェフは、“宿敵”チェルシーから獲得して良かったと思われる活躍をしようと意気込んでいる。6日の英紙『デイリー・メール』が報じている。

 チェフは今夏、2004年から11年間も守護神を務めてきたチェルシーからアーセナルに移籍した。移籍金は1100万ユーロ(約20億9000万円)と見られている。2013/14シーズンまでは、ほとんどの試合で出場してゴールを守ってきたが、昨シーズンは成長著しいベルギー代表GKティボー・クルトワに出番を奪われ、公式戦16試合の出場に留まっていた。

 アーセナルに加入したチェフは「わくわくしている。新しい挑戦ができることを楽しみにしているよ。これは僕のキャリアの新しい節目となるだけでなく、人生の新たな門出でもあるんだ」とコメントし、新シーズンを待ちわびていることを示した。

「アーセナルが獲得して正解だと思うような、価値のある選手であることを証明したい」

 昨季のアーセナルでは、2014年に加わったコロンビア代表GKダビド・オスピナが守護神を務めている。レアル・マドリーが獲得に乗り出していたが交渉は進展していないため、新シーズンもアーセナルに残留する構えだ。

 チェフは2日に行われたコミュニティシールドで古巣チェルシーを完封する活躍を見せた。チェルシーで数々のタイトルを手にしてきた守護神は、12年ぶりのタイトルをもたらすことができるだろうか。

【了】

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