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韓国メディア、日本のスタイル変更に驚き「アンチフットボールだった」

text by 編集部 photo by Getty Images

韓国メディア、日本のスタイル変更に驚き「アンチフットボールだった」
日本に堅守速攻のスタイルを持ち込んでいるハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 日本代表は現地時間の5日、東アジア杯で韓国代表と対戦し1-1と引き分けに終わった。この試合を受けて、韓国メディアは日本のスタイル変更に驚いているようだ。

 韓国『Xスポーツ』は「日本は今まで常にボールを支配してきた。ここ4試合で韓国は日本にカテなかったが、今日は日本は支配を捨てアンチフットボールをしていた」と表現している。「韓国はチャンスを無駄にしたが、キーポイントとなったのは日本の劇的なスタイル変更だ」と日本代表のアプローチへの驚きを伝えている。

 一方で、『ベストイレブン』は「日本のプレーは奇妙で、不器用だった」と語り、「我々が知っていた彼らとは大きく異なるものだった」としている。

「(日本代表の指揮官)ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は3つのことに怯えてスタイルを変更した。1つ目は2014年ワールドカップでアルジェリアに敗北した韓国が自らの復活を証明するチャンスを探していたこと」

「2つ目は中国戦でみられた韓国の攻撃力を恐れたこと。3つ目は高さの点で、北朝鮮のFWパク・ヒョンイルに似ているFWキム・シンウクがいたことだ」

 代表監督就任以降、「堅守速攻」のプレースタイルを日本代表に持ち込んでいるハリルホジッチ監督。予想以上に苦戦が強いられている状況だが、果たして中国戦で解決の糸口を見出すことはできるのだろうか。

【了】

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