長期離脱が見込まれるジャック・ウィルシャー【写真:Getty Images】
アーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーだが、症状は予想よりも深刻だったようだ。5日、英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、ウィルシャーはコミュニティー・シールドのチェルシー戦が行われる前日のトレーニング中に負傷。3週間の怪我だとされていたが、さらに詳しいMRI検査を行ったところ、右足首を亀裂骨折していることが判明した。
今週末に最終的な検査結果が発表される見通しだが、少なくとも6週間から8週間の離脱を要するとされ、手術が必要であればおよそ3ヶ月の離脱を余儀なくされることになる。
これにより開幕戦のウェスト・ハム戦のみならず、シーズン大一番となる8月24日のリバプール戦、9月19日のチェルシー戦、最悪の場合は10月4日のマンチェスター・ユナイテッド戦にも出場できない可能性が出てきた。さらに9月に控えるイングランド代表の試合も欠場する見込みとなっている。
ウィルシャーは2009/2010シーズンに右足首を負傷。それから左足首の捻挫や疲労破壊などで数十回の離脱を繰り返し、今回の怪我により総離脱期間は2年以上となった。
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