レアル・マドリーに所属するDFアルベロア【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するスペイン代表のDFアルバロ・アルベロアが、来夏に米MLSに移籍する可能性が高まっている。
32歳のアルベロアは、2009年夏にマドリーに加入以降、両SBのポジションを献身的なプレーで支えてきた。しかし、2015/16シーズンは、右にスペイン代表のDFダニエル・カルバハルとブラジル代表のDFダニーロが、左にブラジル代表のDFマルセロとポルトガル代表のDFファビオ・コエントランがいるため、いずれも3番手に位置付けられて出場機会を減らすことが濃厚だ。
スペイン紙『アス』によると、アルベロアはすでにMLSの2クラブから正式なオファーを受けており、本人もプレータイムを求めて移籍を前向きに検討していると報じられている。アルベロアは2016年の契約満了時に海外へフリーで移籍する意向があるようで、クラブ側もこれまでの貢献度を踏まえた上で同選手の判断を尊重する方針だという。
MLSの各クラブは今季、欧州で活躍したスーパースターの移籍を次々と実現させており、ニューヨーク・シティFCはイタリア代表のMFアンドレア・ピルロと元イングランド代表のMFフランク・ランパードを、ロサンゼルス・ギャラクシーは元イングランド代表のMFスティーブン・ジェラードを、モントリオール・インパクトは元コートジボワール代表のFWディディエ・ドログバを獲得している。
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