アウグスブルクに所属するDFアブドゥル・ラーマン・ババ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、アウクスブルクに所属するガーナ代表のDFアブドゥル・ラーマン・ババ(21)と個人合意に達したようだ。
2014年夏に2シーズン過ごしたグロイター・フ ュルト(2部)からアクスブルクに加入したA・R・ババは、移籍初年度からリーグ戦31試合に出場し、クラブ史上最高位の5位フィニッシュとヨーロッパリーグ出場権獲得に大きく貢献。左足で質の高いクロスを供給し4アシストをマークしただけではなく、左SBとしてリーグ1位のタックル数を記録した。
独紙『ビルト』によると、A・R・ババの代理人は「あとはクラブ間で移籍金の交渉を進めるだけだ。我々は(チェルシー移籍で)合意に至った」とコメント。なお、チェルシーは移籍金1750万ポンド(約34億円)を支払う用意があると報じられている。
チェルシーは昨夏、アトレティコ・マドリーでリーガエスパニョーラ制覇とチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献したブラジル代表のDFフィリペ・ルイスを獲得したものの、スペイン時代に見せていた躍動感溢れる上下動は鳴りを潜めたため、結局一年で同選手の放出を決断。そのため、今夏の移籍市場では手薄となった左SBの補強を目指している。
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