ブライテンライターは好スタートを切れるか
シャルケは、ファンの心をもう一度取り戻すことが出来るのだろうか。15/16シーズンを展望する『キッカー』特別号は、「シャルケのフットボールは再び喜びをもたらさなければならない」と記している。
ブライテンライターは「強度の高いプレッシングと失ったボールを常に追うこと」をチームに求めている。プレッシング、ゲーゲンプレッシングを基本とするところは、ドルトムントと同様だ。
41歳の監督は「我々は相手のゴールに向かって素早くプレーするつもりだ」と攻守の切り替えを重要視する。このようなスタイルが「ファンを感激させて結果に繋がる」と、ブライテンライターは考えているのだ。自陣に籠もったディ・マッテオの3-5-2と対照的に、アグレッシブに敵陣へ向かおうとする。
同紙は、「選手達は今まさに再びフットボールの喜びを見出す。そしてブライテンライターはその情熱的なスタイルでパーダーボルンと似たような好スタートを切ることができる」と好印象である。昨季ブライテンライターが指揮を取ったパーダーボルンは、2勝2分と好スタートを切り、第4節には首位に立った。
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