アンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
ドーハでパリ・サンジェルマン(PSG)のメディカルチェックを終えたアンヘル・ディ・マリアは4日、地元テレビ局『beINスポーツ』のインタビューに応じ、移籍前の心境を語った。
「PSGに加われて本当に幸せだ。昨季フランスで獲得可能な全てのタイトルを勝ち取ったことは知っている。重要なことだね」
マンチェスター・ユナイテッドでの失意の1年を経て、ディ・マリアはタイトルレースに絡むことの重要性を再認識したようだ。一方でプレッシャーもこれまで以上に厳しくなると理解している。
「チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の壁を乗り越えることを求められているのはよくわかっている。僕はチームを助けるために全力を尽くすよ」と語り、悲願のCL優勝を目標に掲げた。
ベンフィカからレアル・マドリーへ移り、ユナイテッドを経てついにフランスへ上陸した。世界屈指のチャンスメイカーは「僕らはCLで可能な限り上を目指そうとしている」と野心を剥き出しにし、マドリー時代に経験したあの歓喜を取り戻すために燃えている。
なお、ディ・マリアの移籍はまもなく正式発表となる見込み。事前の報道通りであれば移籍金は6300万ユーロ(約86億円)で、これはチームメイトになるエディンソン・カバーニやダビド・ルイスらがPSGに加入した際の額とほぼ同じだ。
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